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軽トラック・軽バンの年間維持費は?特徴とメリット・デメリットについて解説

近年、軽トラックや軽バンは農作業や荷物の運搬を目的とした利用に限らず、様々な用途で使われるようになっており、その背景には維持費の安さが理由のひとつとして挙げられます。

今回は、軽トラック・軽バンの年間維持費とその特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。

軽トラック・軽バンの特徴とトレンド

軽トラックと軽バンのトレンド

荷台の大きい軽トラックは、主に国内の農作業用のクルマとして、長い間重宝されてきました。

しかし、近年では「ハイゼット」「キャリィ」などいくつかの車種のOEM供給というかたちで軽トラックを市場に供給しているのみとなっています。

特に直近の10年間で、軽トラックが必要な農作業に従事している人口が減少し、用途が限定的である軽トラックから、多用途に使える軽バンにトレンドが移ってきています。

スズキ キャリィ

軽トラックの特徴

軽トラックの特徴は、小回りをききやすくするため、運転席の真下に前輪が配置されている点です。荷台部分の積載量が大きく、なかには冷凍・冷蔵の保冷機能を備えているものもあります。

また、運転席と助手席の2席で乗車定員は2名となっています。

軽バンの特徴

軽バンは、軽トラックと異なり、多用途で活躍できるように設計されています。

軽バンは、特に舗装された道路での直進安定性が高く、多くの荷物を積んで運転しても荷崩れしにくいのが特徴です。

また、乗車定員は一般的な軽自動車と同じく4名となっています。

軽トラック・軽バンのメリット・デメリット

軽トラック・軽バンのメリット

軽トラック・軽バンに共通するメリットは、そもそも長距離での運転を想定して開発されているので、ディーゼルエンジンを搭載したモデルが多く、経済的であり、燃費性能が優れている点です。
また、普通車と比較して車体やエンジンの耐久性も高くなっています。

軽トラック・軽バンのデメリット

軽トラック・軽バンに共通するデメリットは、乗用車と比較すると乗り心地が悪い点です。そもそも居住性よりも機能性を重視して製造されているので、この点は比較になりません。

また、部品の耐久性が高いことで交換機会が少なくなり、逆にタイヤなどのパーツ類が高額になってしまう傾向にあります。

軽トラック・軽バンの年間維持費は?

軽トラや軽バンの維持費は軽自動車のなかでも最も安いと言われています。

安さの理由は、毎年発生する自動車税にあります。

軽トラや軽バンは「小型貨物車」である4ナンバーに分類されており、年間で支払う自動車税は5,000円です。

普通車が最低でも25,000円、軽自動車が10,800円かかることを考えても圧倒的な安さです。

軽トラックと軽バン、どちらを選ぶ?

ここまで、軽バンと軽トラックの特徴とメリット・デメリットをみてきましたが、軽トラと軽バンのどちらを選ぶべきかお悩みの方もいらっしゃると思います。

まず、軽トラと軽バンの最も大きな違いは、軽トラが後ろの部分が荷台になっているのに対し、軽バンは荷室である点です。

荷台から少しはみ出してしまう長さがあるものや、泥や汚れがついているようなものでも、軽トラの荷台なら安心です。

一方、悪天候には弱く、軽いものだと風で飛ばされてしまったり、雨に濡れてしまうといったリスクもあります。この点、荷室である軽バンであれば雨風に強いので安心です。

また、軽バンであれば、施錠してしまえば荷室の荷物が盗難にあう心配もありません。このあたりは用途によって使いわけたいところです。

軽トラック・軽バンの選び方の3つのポイント

最後に、軽トラック・バンを選ぶときに重視すべき3つのポイントについて解説します。

用途で選ぶ

先ほどの繰り返しになりますが、軽トラと軽バンでは、積むものの種類によってその利便性が大きく変わってきます。

農作業や、樹木の剪定に携わるなら、荷台の長さを超えるものを運搬する可能性も高いので、軽トラックが非常に便利です。

一方で宅配業であれば、荷物を雨風から守る必要があるので、軽バンを選択する必要があります。

また、定員についても、軽トラックの乗車定員は2名ですが、軽バンの乗車定員は4名とそれぞれ異なるので、乗車定員も考慮してボディタイプを選ぶ必要があります。

予算に合った価格帯で選ぶ

他の車種を選ぶときにも共通していえることですが、ご自身の予算を踏まえて、無理のない範囲で購入できるクルマを選びましょう。

特に、軽トラ・軽バンの場合、希望の車種が予算と合わないときには、中古車を検討するのもひとつの手段かもしれません。状態が良く、走行距離の少ないものが見つかる可能性があります。

トータルの維持費で選ぶ

軽自動車・軽バンは、ディーゼルエンジン搭載車をラインナップしています。

燃費のいい車は少ない燃料で長距離を走行できるため、結果的にはランニングコストを節約できる可能性があります。

特に日頃長距離を運転する機会が多い方には、ディーゼルエンジン車を選択肢にいれることをおすすめします。

まとめ

以上、軽トラック・軽バンの特徴からメリット・デメリット、軽トラックと軽バンの選び方について解説しました。

特に軽トラックや軽バンは、中古車でも状態がいいものが多いので、売却する方もご購入する方もチャンスです!

ぜひ公式ラインからお気軽にご連絡ください。新車・中古車問わず、はじめてのクルマ選びのご相談にものらせていただきます。

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